櫛田の医療最前線

消化器科の診療内容

胃腸・消化器官

私たちが一番病気にかかりやすいのが、内科の中でも、特に消化器関連です。
総合病院の中でも、消化器内科の外来患者数の多さはどこも同じでしょう。
消化器は食道から直腸までの範囲が診療の対象になります。
主な診療内容は、医療機関によって専門性がわかれますが、食道、胃、十二指腸、大腸などの消化管、肝臓、胆嚢・胆管、膵臓の病気を扱います。

そして、2人に1人が罹患するとも言われているがんの早期発見、治療にも努め、できるだけ最善を尽くす治療を提供します。手術が必要な場合には外科との連携も密にしながら、できるだけ負担の少ない方法を選択し、家族と医療スタッフとが連携して患者さんの望む生活が送れるようにし、短期間で社会復帰ができるようにします。

また、必要に応じて緩和医療への連携も行います。
特に、消化器内科での仕事は、消化器がんの内視鏡診断・内視鏡治療、および消化器癌の抗がん剤治療などが主な内容になります。
医師の絶対数が少ないと言われていますが、これは都市部の大病院に医師が偏りがちな傾向にあります。

また、研修医として勤務する場所を自由に選択できるということが その後の就職にも関係しているものと思われます。
どこの病院でも消化器内科は患者さんがあふれています。
私たちが一番、受診する機会の多い科でです。