櫛田の医療最前線

耳鼻・咽喉

耳鼻・咽喉

gf1420277871x耳鳴りを感じる場合、時期としては6月、12月頃の季節の変わり目、気圧の変化によるもの、ストレスも関係してきます。軽い頭痛、めまいを伴う場合は吐き気も感じたり、体の脱力感などの症状も見られます。音の種類もキーンという音やザーッとひどい雑音ですとテレビの音も人の声も聞き取りにくくなります。加齢による老人性難聴の場合、耳の血行が悪くなると進行していくと考えられているので血行を悪くする喫煙や、脂肪の多い食べ物は控えるなど、食事面から変えていくのも有効で、体を温める効能の漢方摂取で改善できます。漢方の効き目は即効性がありませんが、半年も飲むと体質改善されを気にならなくなるでしょう。夜もよく眠れて疲れが残らなくなると、日中も体が軽く動けるようになります。

自分でできる耳鳴りの治療法としては体を温め、血行をよくする(黒豆、ゴマ、リンパの流れをよくするニンジン、大根、ニンニク、玉ねぎなどの野菜類)食品を積極的に摂り、血流を悪くするバターやマーガリンなどの油脂類、体内に老廃物を作りだす成分が含まれている加工食品、コーヒー・アルコールを控える食事療法と、安眠できるよう適度な運動、無理をしないで休むように心がける事です。効果があるといわれるサプリメントではイチョウ葉エキス、青魚などに含まれているEPAやDHA、赤ブドウ葉、オリーブ葉には脳や耳の血行を促進する作用、体の抗酸化作用を高めるとされています。